東大 生物情報学科、学部生の備忘録

東京大学の学生です。日々の気づき、学び、つまづいたことをメモにします。

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朗報!DiffusionBee for Mac. 今後にさらに期待!

はじめに

Mac 用のアプリケーションである DiffusionBee が 2023/6 上旬にアップデートされました!(報告遅い) twitter とかみてる感じ、あまり知られていないような気がするので、ページ作って広めます。

DiffusionBee icon

本題

DiffusionBee が 2023/6 上旬にアップデートされ、

  • 以前まで ckpt モデルしか利用できなかった
  • これから safetensor も利用できる

といった強力な改良がなされました。 これによって、最新の有名なモデル(Chilloutmix とかが有名ですね)を利用できることになる。 時代は safetensor であり、ckpt しか使えなかった DiffusionBee は時代の敗北者だと思っていましたが、なんと追いつきました!

しかし、Lora は利用できないようです。。。 Lora の利用は Discord をチラチラ見ているところ、バージョン2.0.0 以降から実現されるみたいです。しかし、まだ実装日がいつか判明していません。また、beta version の配布もまだなので、絶賛開発中というわけです。

ワクワクしている理由

私としては、多くのユーザに画像生成 AI の威力を思い知ってもらい、 AI の素晴らしさ、強力さと共にその恐ろしさも実感し、 「情報」に対する姿勢を養って欲しいと思っています。 そのために、no code で Stable Diffusion を動かせる DiffusionBee は欠かせない存在なのです。 そしてその機能が拡張され、これからも開発されていくことがほぼ確定している状況は、ワクワクせずにはいられません。

ただ、怖い気持ちもあります。犯罪利用も増えるかもしれません。 しかし、そういった気持ちも、多くのユーザに知って欲しいと思っています。

フェイク画像やフェイクニュースが横行する世の中で、流れてくる情報が正しくないことがあるという当たり前の事実を、自らの手で生成 AI を動かすことで実感して欲しいのです。

chatgpt

実際に chatgpt が嘘をつく、ということは話題になったと思います。 これは世間一般的に、

  • AI はほぼ 100 % いつも正しい

と信じられていたことの裏付けです。ああ、恐ろしい。 しかし、ChatGPT が嘘をつきまくることから、この常識が覆りつつあります。 そして DiffusionBee の活躍も加われば、

  • 簡単にフェイク画像を作れる

ということに気がつき、

  • twitteryoutube で表示されるコンテンツは必ずしも真実ではない

という至極当然だが見逃しやすい事実も世の中に広まると思います。 そうすることによって世界中の情報リテラシーが高まれば良い。

今後の姿勢

周りの友人等に DiffusionBee を勧めてみようと思う。 そして、その威力を知って欲しいし、恐れて欲しい。 そうすることで日本の地盤を、固めたい。 あるいは youtube で活動をしてもいいなぁ。 協力者、求む!

最後に

話が逸れかけたけど、要は画像生成 AI の民主化に欠かせない no code ツールがアップデートされ、機能が拡充されたということである。 ぜひ light user の方々は利用してみてほしい。

追記

2023/6/21 (水) の正午に ver2.2.0 がリリースされました。 超大型アップデートになります。

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ぜひこちらの記事を読んでください!!!!!

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